国連人権理事会の作業部会が、「ジャニーズ問題」におけるスマイルアップ社の対応について、「被害者」の弁護士費用を自己負担させている事などを「容認できない」と憂慮する報告書を公開しました。
もう「法を超える補償」なんか公言して全面降伏しても、その「心意気を認めて」くれるはずなんか無いんですよ。あえて言葉を雑に解釈しますが、これを出したのは「作業部会」。「イチャモンつける作業が奴らの仕事」なのですから。
で、そのイチャモンは「相手も自分の存在をかけた本気」で言ってるかといえば、国連人権理事会の「理事国」を見ただけで「あー、結局そんなもんね」と理解できるツッコミ所が出てきます。
外務省のWebサイトにある「国連人権理事会理事国選挙の投票結果」というページを見ると、アジア太平洋グループ(議席4)の理事国は…
中国が理事国になっている会で、人権の事についてあれこれ言われたかねえなあ、というのが、ストレートな感情です。
そもそも、そもそもが「中国とロシアが常任理事国の国連」ですしね。
「国家間の世間」でしかない国連の「作業部会」になんて、数限りない欺瞞があって当然という認識は大前提として持ってなくちゃ。ニヤニヤと「スマイルアーップ」しながら純粋まっすぐ君ぶってたら、たちまち丸裸にされて「ホールドアーップ」です!
さて、大阪DOJOの2日目。あの流れでチェブリンから「(日本を)自主独立国家にすること」という壮大なキーワードが飛び出した時、正直言えばちょっと「クスッ」となってしまったのですが(笑ってゴメン!)、考えれば考えるほど「そこを起点にしないと何も良くならない」と思えてなりません。
精神面まで通底した自主独立なくして、国際世間の中において「これは変なんじゃないか?」と感じる常識バランスを保ちながらの、対等な関係性など構築できないですものね。
(国内からも含めた)キャンセル・カルチャーによって自国の文化が毀損されて行く根本原因は、やはり「日本が自主独立できていない」所に集約されるのだと思います。
「パラダイムシフト」は、革命的に何かをひっくり返すような解釈もされがちですが、国の根本を成す部分が(国際政治から子育てまであらゆる面で)ぐらついている状況下においては、ここ数日書いていたモチーフになぞらえれば、自分が立脚する文化と歴史にもとづく「理」を通す事こそが、(形として)「大胆な転換」でありつつ「保守の真髄」であると感じられてなりません。
ここ何日かは、あらゆる面で大きく揺さぶられる事の連続。もちろん、あらゆる戸惑いと共に生きてはいますが、自分の中の「働く意欲」だけは確実に上がり続けています。
それを足場に、私は走り続けます。